2022年(令和4年)3月21日投稿
ブログ分類:お知らせ
こんにちは!or こんばんは! 田村拓人と申します。本日より新ブログ『田ムら画報 〜父親傘寿記念ブログ〜』を開始いたします。
このブログでは、お散歩日記を中心に、写真をふんだんに使って、私なりに考えた、楽しく和(なご)める記事を書いていきたいと思っています。末長くご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
さて、このブログの名称(タイトル)について、少しご説明させてください。
『田ムら』は、私の苗字である「田村」に由来していますが、なんでこんな奇異な表記になっているかというと、漢字・カタカナ・ひらがなを使いたかったからなんです。
日本語は、3種類の文字を日常的に使用する唯一の言語と言われています。
たとえば、中国語なら漢字1種類、英語ならアルファベットの大文字と小文字の2種類です。
ゆえに、我々日本人でさえも、日本語の読み書きにおいて誤字、誤読、誤変換は日常茶飯事で、なかなか難しい言語ですよね。
しかし、多様な文字種による絶妙な使い分けや表記の面白さは日本語ならではかな、と思い、そんな日本語の豊かな文字文化を讃え、『田ムら』という表記としました。
【写真】『田ムら』は、四角形・三角形・円のような形になっているのも、いいと思ってます。
次に『画報』。これは「がほう」と読んで、明治〜大正時代の雑誌のタイトルによく使われた言葉なんです。
意味としては、絵や写真を中心とした雑誌、のことです。
冒頭にも申し上げたように、このブログは写真をふんだんに使おうと考えているので、そんなブログのタイトルにふさわしいかな、と思ったんです。
『画報』の語源は諸説あるようですが、アメリカに「グラフ誌」「グラフィック誌」という雑誌のジャンルがあって、やはり、絵や写真を中心とした編集になっていたそうです。
それで、「グラフ」と音が似ていて、かつ意味も合っている漢字を当てた、という説が有力です。
私は、こうした外来語に、発音と意味が近い漢字を当てて作られた訳語が好きです。
例としては、「ブックキーピング(book keeping)」を訳した「簿記」、「ギャラリー(gallery)」を訳した「画廊」などがあります(これも諸説あり、全く関係ない、という指摘もあります)。
さらに、「モザイク(mosaic)」の当て字「模細工」、「カタログ(catalogue)」の当て字「型録」なども面白いです。
そして、『〜父親傘寿記念ブログ〜』という副題も付けました。
先日、私の父親が誕生日を迎えまして、なんと満80歳となりました!
だからと言って、当ブログと直接的に関係は無いのですが、やはり80歳というのは長寿の域に入り、とてもめでたいことだと思います。
当ブログもあやかって、なるべく長く続けていきたいと思っています。
それはそうとして、『傘寿』とは何か?これは「さんじゅ」と読んで、80歳のお祝いを表す言葉です(本来は、満年齢ではなく、数え年で80歳)。
なんで80歳が「傘」なのか。
「傘」という漢字は、見たまんま、傘の形の象形文字なんですが、中に4人もいたら窮屈で雨に濡れてしまうだろう、ということで(?)、略字は中の人を全部取っ払って、次のように書くんです。
【写真】漢字「傘」と、その略字。
するとどうです!略字を縦に分解すると「八」と「十」に見えるじゃないですか!
だから、80歳のお祝いを「傘寿」と呼ぶことにしたんです。まさかのビジュアル系の駄洒落だったんですね〜。
当ブログは2023年10月1日に、同年6月6日よりスタートした新ブログ『田村探訪報告』に吸収合併いたしました。