現地に行っていろいろなものを見てくるフィールドワーク系ブログ

野球殿堂博物館で貴重な展示物を見てきました!

2022年(令和4年)5月8日投稿

探訪番号:5

ブログ分類:博物館めぐりシリーズ #3

東京ドーム内に、日本初の野球専門博物館である「野球殿堂博物館」がありますので、行ってきました。

【写真】東京ドーム21番ゲートの横に野球殿堂博物館はあります。入口は独立しているので、東京ドームの中に入らなくても入場できます。

撮影日:2022年4月30日 撮影地:東京都文京区後楽

【写真】野球の歴史が学べる、充実した展示がたくさんです。

【写真】私は野球好きですが、中でも野球の歴史と記録が大好きです。記録に関わる数々の貴重なバットやボール等も展示されていて、興奮します。

【写真】プロ野球はもちろん、アマチュア野球の展示物もあります。

【写真】メジャーリーグ(アメリカのプロ野球)で大活躍の大谷翔平選手の、昨シーズン使用した用具も展示されていました。

【写真】我が国の野球界の発展に大きな貢献をした人たちの功績を讃える、「野球殿堂」も館内にあります。殿堂入りした人は、表彰レリーフ(ブロンズ製胸像額)が展示されます。

日本に野球が伝わって150年

日本に野球が最初に伝わったのはいつなのか、諸説あるようですが、現在では、明治5年(1872年)に、開成学校(東京大学の前身)のアメリカ人教師ホーレス・ウィルソンが生徒たちに野球を教え、それが全国に広まっていった、というのが定説になっています。

なお、ウィルソンの功績をたたえ、2003年に野球殿堂入りしています。

【写真】今年がウィルソンが日本に野球を伝えて150年ということで、「野球伝来150年記念展 第2期」が6月8日(水)まで開催中です。

【写真】プロ野球を中心に、戦後の日本野球に関する貴重な資料が展示されていました。

【写真】王貞治選手が放った、通算ホームランの世界タイ記録となる755号のホームランボールも展示されていました。

【写真】昭和34年(1959年)6月25日に後楽園球場で行われた巨人vs阪神(当時の名称は大阪タイガース)戦で、長嶋茂雄選手がサヨナラホームランを打った時のバットです。

この試合は昭和天皇が御来場し、いわゆる「天覧試合」として知られています。陛下より賜われた御下賜品の目録も展示されていました。

【写真】いちばん手前に天覧試合の長嶋選手のサヨナラホームランのバット、真ん中に王選手の755号ホームラン球、奥のモニターには長嶋選手がホームランを打った時の映像、さらにその上には、第1回の日本シリーズ(当時の名称は日本ワールドシリーズ)のペナントと、昭和のプロ野球の歴史が凝縮された展示となってました。