現地に行っていろいろなものを見てくるフィールドワーク系ブログ

善光寺御開帳でお祀りされる回向柱に触れました!

2022年(令和4年)7月24日投稿

探訪番号:9

ブログ番号:パワースポットめぐりシリーズ #2

昨日のブログで、善光寺の御開帳に行き、絶対秘仏の御本尊、一光三尊阿弥陀如来像の身代わりとして鎌倉時代に造られた、前立本尊像を参拝した、と書きました。

御開帳期間中には、本堂の前に、「回向柱(えこうばしら)」という、大きな木の棒が建てられています。

御開帳期間中、本堂内陣に入ると、前立本尊像を近くで拝観することができます。しかし、もちろん、像に直接触れることはできません。

そこで、前立本尊像の右手と回向柱を「善の綱」と呼ばれる紐で繋ぎ、参拝客が回向柱に触れれば前立本尊像に直接触れたのと同じことになり、御仏のご慈悲を受け極楽往生ができる、とされています。

【写真】本堂の前にそびえる、回向柱です。本堂につながる紐が見えますよね〜。本堂内では天井をつたって、前立本尊像までつながっているのが見えました。

撮影日:2022年6月22日 撮影地:長野県長野市元善町(善光寺境内)

回向柱も感染症対策

もちろん、私も回向柱に触れることができました。

が、やはり、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、四列に並び、柱の前にはアルコールスプレーが置かれ、柱に触れる前に手の消毒をしました。

さらに、柱に触れたら立ち止まらずすぐに先に進まなければなりませんでした。

前回(2015年)に参拝に来た時は、もっとゆっくり触れることができ、触れたところの写真を撮る余裕もありましたが、今回は、カラーコーンで仕切られたエリアの外からのみ写真撮影が認められていました。

【写真】注意事項が書かれた看板です。

善光寺の敷地内には、大勧進や宿坊というたくさんのお寺があり、その中のいくつかにも回向柱が建っていました。

本堂前の回向柱よりは混雑しておらず、触れた写真を撮ることができました!

【写真】本坊大勧進に建てられた回向柱です。

【写真】こちらも触れることができました!

【写真】国の重要文化財「銅造釈迦涅槃像」が祀られる世尊院の前にも建っていました。

【写真】こちらにも触れることができました!

ミニュチュア版の回向柱をゲット

前回のブログで書いた、お戒壇巡りを終えると、出口のところで回向柱のミニチュア版のお守りが授けられていましたので、ゲット!

これは卒塔婆(そとば)を表しご先祖様の追善供養にもつながるばかりでなく、家内安全・商売繁盛・学業成就などのお願い事も叶えてくださる、とのこと。

【写真】回向柱のお守りです。なんか、お祭りの屋台で買ったチュロスのような持ち方ですが、大事に持ち帰り、自宅のきちんとしたところに安置いたしました。