探訪日:2023年(令和5年)7月30日(日曜日)
探訪番号:31
投稿日:2023年8月25日
ブログ分類:富士塚に登るシリーズ #3
江戸時代、富士山に行けない人たちのために、江戸の街では各地に「富士塚」というミニュチュアの富士山が造られました。
当ブログでも、これまで小野照崎神社(東京都台東区)の境内にある下谷坂下富士、品川神社(東京都品川区)の境内にある品川富士に行って登ったことを書きました。
ところで、現存する東京都内の富士塚で、最も古いのはどこかな、と調べたところ、渋谷区の鳩森八幡神社境内にある、千駄ヶ谷富士だということがわかりましたので、行って登ってきました!
【写真】鳩森八幡神社は、JR総武線の千駄ヶ谷駅から歩いてすぐのところにありました。
【写真】境内に富士塚がありました。入り口に鳥居と狛犬がありました。
【写真】鳥居をくぐると、絵葉書と登拝記念の御朱印の案内がありました。
【写真】富士塚の案内看板がありました。東京都の有形民俗文化財に指定されています。
千駄ヶ谷富士は、寛政元年(1789年)の築造といわれ、東京都内に現存する富士塚としては最古です。
登山道には天然岩が、山頂付近には本物の富士山の岩石が使われています。
関東大震災後に修復されていますが、築造当時の原型をとどめていて、江戸時代の富士塚の形式を知る貴重な資料にもなっています。
【写真】さあ、登りますよ!緩やかな階段が続きます。
【写真】階段を登ったところに「里宮」という祠がありました。
【写真】右手を見ると、細くて結構急な登山道が!
【写真】登山道は登れそうにないな、という方のために、ドロップアウト用の下山道もありました。
【写真】意外と険しい登山道です。足を滑らせないよう、注意して進みました。
【写真】五合目に到着。ビルの2階くらいの高さですね。
【写真】八合目付近の烏帽子岩のところが、道が直角に曲がり岩が入り組んでいて、最大の難所でした。
【写真】山頂までもう少し!
【写真】山頂に到着です!可愛らしい看板がありました。
【写真】山頂にある奥宮にもお参りです。
【写真】富士塚あるある。登りもさることながら、下山がちょっと怖いです。
【写真】富士塚に登った後、鳩森八幡神社の拝殿にもお参りしました!
【写真】拝殿の脇の社務所で、富士塚の入り口に案内のあった登拝記念の御朱印を受けました。初穂料500円です。絵葉書も一緒に入っていました!