現地に行っていろいろなものを見てくるフィールドワーク系ブログ

50探訪を達成!50代に「人生の五重塔」を建てたい!ということで、法隆寺の五重塔を拝観しました!

探訪日:2023年(令和5年)10月25日(水曜日)

探訪番号:50

投稿日:2023年11月22日

ブログ分類:五重塔めぐりシリーズ #1

10月24〜25日に、京都・奈良を旅行しました。

今回の旅行の主な目的が2つありました。1つは前々回のブログで書いたように、現存する日本最古のトイレと言われる、京都・東福寺の東司という建物を見に行くためでした。

そして、もう1つの目的は、奈良の法隆寺に行って、日本最古の五重塔を見に行くためです。

【写真】JR大和路線の法隆寺駅の改札です。「世界遺産30周年」の飾りがありました。

撮影地:奈良県生駒郡斑鳩町興留(法隆寺駅構内)

【写真】改札前に楽しげな看板がありました。奈良県のゆるキャラでお馴染みの「せんとくん」と、法隆寺がある斑鳩町のゆるキャラ「パゴちゃん」です!

撮影地:奈良県生駒郡斑鳩町興留(法隆寺駅構内)

【写真】法隆寺駅からバスに乗って法隆寺まで行きました。奈良交通の可愛らしい小型バスです。平日とはいえ、ほぼ満席でした。

帰りは、バスの時間を待っていると電車の出発時刻に間に合わなかったので、法隆寺駅まで歩きましたが、2km程度ですから、徒歩でもイケる距離です。

撮影地:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺

世界最古の木造建築

法隆寺は、飛鳥時代の西暦607年ごろ、聖徳太子によって創建された、とても古いお寺です。伽藍のほとんどは7〜8世紀に建てられたもので、現存する木造建築では世界最古となっています。

【写真】法隆寺は、所蔵されている仏像や絵画等も貴重なものばかりですが、建物も国宝に指定されているものばかりです。上から南大門(室町時代)、金堂(飛鳥時代)、中門(飛鳥時代)、夢殿(奈良時代)です。すべて国宝に指定されています。

撮影地:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺
撮影地:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内
撮影地:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内
撮影地:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内

50代に人生の五重塔を建てたい!

さて、冒頭で、今回法隆寺に参拝したのは、五重塔を見に行くため、と書きました。

実は、私は今年の5月に満50歳を迎えました。

これまで50年生きてきて、とくに世間に何か足跡を残したことはなく、まあ、人生こんなもんかな、と思っているのですが、やはり生まれてきたからには、ちょっとでも社会に生きた証を残したいな、という願望もあります。

それで、50代に、人生の金字塔、ならぬ五重塔を建てるべく、日本最古の五重塔にあやかりたい、と思ったのです。50代の金字塔=五重塔、という感じで。

【写真】美しい造形の五重塔です。1400年以上も変わらぬ姿で建っていることが驚きですよね〜。

撮影地:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内

昨年3月に始めた当ブログも、東京都内を中心にいろいろなところに行き、今回のブログで50探訪を達成しました。50歳で50探訪、五重塔で「ゴー・ゴー・ゴー」という感じで、これからも頑張っていこうと思います!

修学旅行のシーズンでした

国宝に指定されている五重塔(屋外にあるもの)は全国に9つあります。

今回の京都・奈良旅行では、法隆寺のほか、東寺、醍醐寺、興福寺の五重塔を見てきました。国宝9つのうち、4つも拝観することができました!

平日で、まだ紅葉には早いということもあって、どの寺院もさほど混んでいなかったのですが、法隆寺は上の写真にも一部写ってしまいましたが、小・中・高校のたくさんの学校の修学旅行生が見学されていました。10月は修学旅行シーズンだったのですね。

国宝の百済観音像や玉虫厨子など、たくさんの寺宝が拝観できる大宝蔵院という建物にも入ったのですが、そのとき、ナントカ小学校の1組の列と2組の列に挟まれてしまったのです。

たくさんの小学生に並んで、50歳のおじさん一人が入館するのは、ちょっと気恥ずかしかったです(*^_^*)