探訪日:2024年(令和6年)1月14日(日曜日)
探訪番号:61
投稿日:2024年1月27日
ブログ分類:パワースポットめぐりシリーズ #12
皆さんの地域では、「どんど焼き」は行われていますか〜?
地域によって「どんどん焼き」や「左義長(さぎちょう)」などと呼ばれ、そのやり方、日にちなども様々なようですが、お札やお守り、お正月飾りなどを神社などに持っていって焼いてもらうという、火祭りのことです。
私の自宅の近くにある千葉市の稲毛浅間神社でも、毎年1月にどんど焼きが行われ、今年も見に行ってきました。
稲毛浅間神社は、大同3年(808年)に、富士山本宮浅間大社から分霊し創建された、とても歴史のある神社です。鎌倉時代には源頼朝が武運長久の祈願をしたほか、現在の千葉市のあたりを支配していた千葉氏一族にも信仰されていたそうです。
【写真】京成稲毛駅とJR稲毛海岸駅の中間の、国道14号線に面したところにあります。
【写真】昭和30年代までは国道14号線が東京湾の海岸線で、当時は白砂青松の美しい風景が広がっていたそうです。現在は海岸は埋め立てられ、商業地域や住宅地域になっていますが、神社境内は広い敷地で、今でも松がたくさん生えています。
【写真】階段を登っていくと、拝殿があります。
【写真】階段の脇に、どんど焼きを知らせる看板がありました。
【写真】立派な拝殿です。
稲毛浅間神社では、10年くらい前までは、お正月の三が日もどんど焼きが行われていたのですが、他の多くの地域と同様、火災の危険性や環境問題などもあり中止となり、現在は毎年1月14日の夕方から行われるどんど焼きの行事でまとめて焚き上げる方式となりました。
【写真】どんど焼きは駐車場で行われ、午後5時から開始です。10分前の様子ですが、たくさんの参拝客の皆さんが集まっていらっしゃいました。万が一に備え、消防車もスタンバイで安心です。
【写真】しめ縄やお札など、たくさんのお焚き上げされるものが積まれていました。
【写真】午後5時から神主さんによって祈祷が行われました。今年は日曜日ということもあり、たくさんのお客さんが神事を見守りました。
【写真】神主さんの祈祷の後、背広を着た男の人が火のついた棒を持って、火入れスタートです。
【写真】1分もしないうちに、瞬く間に炎が上がりました。
【写真】神事は15分ほどで終わり、そのあとは各自で火の中にお焚き上げするものを投げ入れることもできます。
【写真】火入れから10分もしないうちに、周りの破魔矢などは焼け落ちました。
【写真】今年は例年になく強い風が吹いていて、近くで見るのはちょっと危ない時もありました。
【写真】炎が風で煽られるたびに、消防隊がお客さんを後退させて、周囲の放水を開始です。ちょっとカッコいい…。
【写真】迫力ある、風に煽られる炎です。