現地に行っていろいろなものを見てくるフィールドワーク系ブログ

北前船を模した、新潟日報メディアシップに行きました!

探訪日:2024年(令和6年)2月27日(火曜日)

探訪番号:67

投稿日:2024年4月30日

ブログ分類:タワー・展望台めぐりシリーズ #1

私は2月に、新潟出身でありながら、人生初の新潟旅行をしました。その詳細は、以下のブログをご覧ください。

新潟市内では、日帰りとはいえ、いくつかのスポットを回りました。当ブログでは、これからしばらくは、その記事が続きます!

新潟市には中心部に、日本一長いことでおなじみの信濃川が流れています。新潟市は、信濃川の河口の都市なんです。

そして、信濃川には「萬代橋」という昭和初期に造られた石橋があり、新潟市のシンボルとなっています。

その萬代橋のたもとには、2013年に完成した高さ105メートル、地上20階建ての「新潟日報メディアシップ」がありましたので、行ってみました。

【写真】ユニークな形がカッコいい、新潟日報メディアシップのビルです。

撮影地:新潟市中央区万代

このビルは、新潟県で最も大きな新聞社である、新潟日報社の本社ビルなんです。だから、名称に「メディア」が入っているのはわかるとして、「シップ」とは何なんでしょうか?

上の写真をみていただくとわかるように、ビルの前面が弧を描いてます。これが、船の帆を模しているのです。

江戸時代から明治時代にかけて、「北前船」と呼ばれる商船がたくさん行き来していました。これは、大阪を出て、瀬戸内海を通り、関門海峡を通って、山陰、北陸、東北、北海道を北上するコースで、日本海側を行き来していました。この船は、物資を運んだだけでなく、さまざまな文化や情報を日本海側の各地にもたらしたのです。

【写真】メディアシップの入口です。

撮影地:新潟市中央区万代

【写真】最上階の20階には、無料で自由に行くことができました!

撮影地:新潟市中央区万代

【写真】ガラス張りの展望スペースになっていましたが、フロアの半分はイベントスペースになっていて、回廊式にはなっていませんでしたので、やや窮屈な感じです。

撮影地:新潟市中央区万代

【写真】新潟駅方面を撮りました。なかなか都会でしょ?でも、ちょっと郊外に行くと、田園地帯が広がります。新潟市は農業も重要な産業で、農業産出額は政令指定都市で第1位なんです。

撮影地:新潟市中央区万代

私は90年代初めに進学のため関東地方に移住してから30年経ちました。それまでは小学校〜高校まで新潟市内の学校を卒業したのですが、私が新潟市に住んでいたときは、100メートルを超すビルはなく、新潟県庁舎(約87メートル)が最も高い建物でした。

でも、その後、100メートルを超す高層ビルが次々とでき、今は高層タワマンもいくつか建っているみたいです。

【写真】新潟のランドマークの図がありました。他2つのビルも、今回の旅行で行ってきました。なお、真ん中にあるレインボータワーというのは私が新潟に住んでいた時にありましたが、これはビルではなく観光用の観覧タワーで、現在は撤去されています。その跡地にも行ってきました!

撮影地:新潟市中央区万代