現地に行っていろいろなものを見てくるフィールドワーク系ブログ

早起きして、東海道新幹線60周年出発式を見に行きました!

探訪日:2024年(令和6年)10月1日(火曜日)

探訪番号:85

投稿日:2024年11月5日

ブログ分類:駅・空港・バスターミナルめぐりシリーズ #5

世界初の高速鉄道である東海道新幹線は、東京オリンピック開幕(10月10日)を9日後に控えた1964年(昭和39年)10月1日に、東京駅と新大阪駅の間で営業を開始しました。朝6時に東京駅と新大阪駅で同時に1番列車が出発したのです。

10年前の50周年の日には新大阪まで乗車しました

10年前の2014年10月1日は、開業50周年出発式のセレモニーが行われました。私はそのセレモニーには間に合わなかったのですが、朝7時台の新幹線に乗車して、新大阪まで乗車していました。

パソコンの写真フォルダーを探して、その時の写真を掲載します。

【写真】東京駅のコンコースでは、記念のクリアファイルが配られていました。JR東海のサイトによると、限定50万枚が用意された、とのこと。限定、という割には結構多い気もしますが…。やはり、平日の東海道新幹線は、クールなビジネスマンの利用も多いため、受け取らずスルーする人も多かったです。帰りの新大阪駅でも配布してましたが、16時頃でもまだだいぶ積んでありました。

撮影日:2014年10月1日

【写真】デッキのところに、50周年のステッカーが貼ってありました。

撮影日:2014年10月1日

【写真】車内では、50周年記念弁当も食べました!

撮影日:2014年10月1日
撮影日:2014年10月1日

【写真】新大阪のホームで撮った写真です。

撮影日:2014年10月1日

【写真】一応、10月1日に乗車した、という証明の写真です(*^o^*)

撮影日:2014年10月1日

60周年の日は、乗車は無しで見学しました

そして、先月の1日にも、開業60周年の出発式のセレモニーが行われました。今回は、それに間に合うように行ってきました!

【写真】自宅最寄りの京葉線・稲毛海岸駅からは、始発電車に乗らないと、東海道新幹線の1番列車には間に合いません。早朝からたくさんのお客さん。ご苦労様です。

撮影地:千葉市美浜区高洲(稲毛海岸駅構内)

ホントは、60年前と同じ、朝6時発の列車に乗車して新大阪まで行きたかったのですが、恥ずかしながら現在の私は深刻な金欠状態に陥っています。

【写真】だから、入場券で東京駅の東海道新幹線ホームに行って見学です(≧∇≦)

撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)

【写真】コンコースには、「60」の形の手から覗く、いろんな職業の人をモチーフにした可愛らしいイラストの看板がありました。

撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)
撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)

【写真】10年前にいただいたクリアファイルといっしょにパチリ!

撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)

【写真】60年前に1番列車が発車した同じホームの19番線に行きました。さすがに日本の大動脈の東海道新幹線も、早朝は人もまばらです。

撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)

【写真】と、余裕をこいていたら、セレモニーが行われる19番線の品川寄りのホーム先端には多勢の鉄道ファンの皆さん!鉄道ファンのパワーはすごいです!

撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)

【写真】セレモニー自体は全く見えませんでしたが、とりあえず、6時発のぞみ1号博多行きを見送りました\( ˆoˆ )/

撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)
撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)

【写真】列車が出発したあと、セレモニーに参加していたJR東海の社員の皆さんが手を振ってくださいました。笑顔がステキです。

撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)

東京駅ホームには記念碑がありました

その後、ちょっとホーム構内を見学しました。

【写真】18・19番線の品川寄りのホーム先端には、東海道新幹線の建設に尽力し、「新幹線の父」と呼ばれる第4代国鉄(=日本国有鉄道、JRの前身)総裁の十河信二の記念碑がありました。

撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)
撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)

【写真】中央乗り換え口から入って、18・19番線に向かう階段のところには、新幹線建設記念碑がありました。これは、開業3年後の1967年に設置されたものです。JR東海のサイトには「JRの前身である国鉄が当時、新幹線を建設することができたのは沿線の方々はもちろん、国民の皆様から多大なご支援を頂戴した結果です。それを末永く記録し、顕彰するため、この記念碑が設置されました」とありました。

撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)

【写真】記念碑には「この鉄道は日本国民の叡智と努力によって完成された」と書いてありました。新幹線の開業は、戦争に負けて自信を失っていた日本人に、夢と希望を与えたことでしょう。戦争でこてんぱんにやられた日本が敗戦からたった19年で新幹線を開業させたことに、当時の世界の人も驚いたでしょうね。

撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)

【写真】16〜19番線の8号車乗車口付近の床面に、何やら星のマークがありました。鳩もなんだろう?と見学しに来ていました。

撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)

【写真】近づいてみると、「新幹線起点」と書いてありました。

撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)

【写真】線路上に目をやると、中央に「0KM」と書かれた丸いものがありました。これは、距離標(キロポスト)と呼ばれるもので、線路の起点からの距離をはかるために設置されているものなんです。つまり、東海道新幹線はこの地点から始まっているのです。

撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)
撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)

またまたテレビに出そうになりました

ホーム構内を見学して、セレモニーが行われる場所に戻ってみたところ、会場の設営も撤去中で、取材をしていたマスコミの方も撤収作業に入っていました。

撮影地:東京都千代田区丸の内(東京駅構内)

そしたら、なんと、テレビ朝日のスタッフに声をかけていただき、インタビューの依頼が(°_°)

実は、9月には、やはり開業60周年を迎えた東京モノレールの記念乗車券を買いに行った時、NHKのクルーの方にもインタビューの依頼を受けていたんです。その時の様子のブログはこちらです。

で、前回と同様、今回も速攻でお断りです。声をかけていただいたのはありがたいのですが、やっぱり自意識過剰が発揮されてしまいましたね〜。すみませんでしたm(_ _)m

日本経済を牽引する正確・安全の新幹線

開業以来60年、68億人もの人を運んだ東海道新幹線。これまで、運行側に起因する乗車中の乗客の死亡事故を起こしたことが一度もなく、エリザベス女王が来日した時は「新幹線は時計より正確だと聞いております」とのお言葉を残されたように、正確・安全、という日本の鉄道技術の高さを世界中に知らしめている存在でもあります。

60周年という記念の日に東京駅19番線ホームに行けて、とてもよかったと思いました。これからもずっとずっと、新幹線は走り続けてほしいと思いました。