探訪日:2024年(令和6年)10月2日(水曜日)
探訪番号:91
投稿日:2025年2月11日
ブログ分類:景勝地・地理スポットめぐりシリーズ #1
富山県の東部を流れる黒部川は、北アルプスの山岳地帯から下流の扇状地を経て日本海に注ぐ、我が国屈指の急流河川です。その高低差から、戦前より水力発電が盛んに行われてきました。
昭和2年に完成した柳河原発電所を嚆矢に、昭和10年に黒部川第二発電所、昭和15年には黒部川第三発電所が次々と完成し、水力発電を行いました。
戦後になると、復興と高度経済成長により電力の需要が増大。とくに関西地方の電力不足は深刻な状態に陥っていました。
そこで、関西電力の太田垣士郎社長は黒部川上流の峡谷に人工湖を造り巨大なダムを建設することを決断、昭和31年に工事が始まりました。
そして、昭和38年、513億円の工費と延べ1千万人の人員により、ついに黒部ダム(黒部川第四発電所、通称「くろよん」)が完成しました。
黒部ダムの完成により関西地方の電力不足は解消され、工業生産の発展に寄与しました。
【写真】前回のブログでは、関電トンネル電気バスの黒部ダム駅から220段の階段を昇ったことを書きました。階段を昇ったところに、黒部ダムを一望できるダム展望台があります。
【写真】展望台休憩所の看板がありました。標高は1508メートルと書いてありました。
【写真】展望台から望む黒部ダムです。
展望台から外階段を伝って降りていくと、放水観覧ステージ、さらに降りていくと新展望広場・レインボーテラスがありました。
【写真】放水観覧ステージから見た黒部ダムです。この日は天気も良く、上部からの放水が実施されていました。堰堤を歩く人がアリのような小ささで見えますね。
【写真】さらに下に新展望広場・レインボーテラスが見えました。
【写真】レインボーテラスに降りていく階段がありました。
【写真】レインボーテラスでは、より近くで迫力ある放水が見られます。
【写真】レインボーテラスの名の通り、虹も見ることができました!
【写真】新展望広場には特設会場があり、関電トンネルの工事の様子を再現した展示がありました。
【写真】レインボーテラスで素晴らしい景色を見ることができたのですが、帰りは長い階段を昇らなければならず、ちょっとキツかったです。普段から運動して足腰を鍛えておく必要性を痛感しました。
【写真】それにしても、このダムを人力で造ったなんて、人間の偉大さを感じました。
【写真】長い階段を昇ったところに、黒部ダムレストハウスがありました。ここに食堂やお土産物のショップなどがあります。電気バスの黒部ダム駅からは220段の展望台方面の階段のほかに、60段の階段もあり、そちらの階段ではレストハウスへショートカットができます。
【写真】レストハウス横の案内所でダムカードもいただくことができました!
【写真】レストハウスの先に、「感謝と決意」と書かれたプレートがありました。
【写真】実は、黒部ダムは険しい峡谷での建設作業だったため、完成までになんと171名もの殉職者を出したのです。
【写真】殉職者の名前が刻まれた慰霊碑がありました。こんなに素晴らしいダムを造るために亡くなった方に感謝を込めてお祈りしました。
【写真】立山黒部アルペンルートは、黒部ダムの堰堤を渡って、ケーブルカーの黒部湖駅に向かいます。堰堤の長さは492メートルもあり、高さ186メートルは日本一です。
【写真】堰堤の上から撮った写真です。日本国内とは思えない、壮大なランドスケープです。
【写真】堰堤の真ん中に、看板がありました。
【写真】欄干から手を伸ばして、真下を撮りました。
【写真】こちらの写真の右上に見えるソーセージみたいなのは、私の指です。あまりの高さに足がすくみ、スマホを落とさないようにしっかり握ったら、カメラレンズに指がかかってしまったミスショットなんです(≧∇≦)