現地に行っていろいろなものを見てくるフィールドワーク系ブログ

製薬会社が集積する東京・日本橋にある薬祖神社にお参りしました!

探訪日:2024年(令和6年)12月27日(金曜日)

探訪番号:97

投稿日:2025年4月30日

ブログ分類:パワースポットめぐりシリーズ #18

前回のブログでは、東京・日本橋にある、福徳神社にお参りしたことを書きました。

この神社は、10年くらい前までは駐車場の一角にひっそりと鎮座していましたが、三井不動産が再開発をするにあたり、新しい社殿を建立、周辺を福徳の森として神社と一体で整備しました。

その福徳の森の一角に、「薬祖神社」という小さな祠もありました。

「薬祖」とは、大己貴命と少彦名命という、二人の神様のことです。古事記や日本書紀では、薬の術や医道、酒造などを教えた神様と書かれていて、我が国の医薬の祖神と呼ばれています。

日本橋は江戸時代から薬種問屋が軒を連ね、現在でも製薬会社の本社や支社が多く集まっている場所です。そんなわけで、明治41年に東京薬種貿易商同業組合(現在の東京薬事協会)が、東京・上野の五條天神社から薬祖神を勧請し、昭和4年に事務所屋上に新社殿を建立し、お祀りしました。

そして、2016年に、福徳の森の完成とともに現在地に遷座したのです。

【写真】福徳の森の中に、きちんと整備された境内がありました。

【写真】小さいながらも、堂々とした祠です。

【写真】「薬祖神」と書かれた、立派な扁額がありました。

【写真】玉垣には、有名な製薬会社の社名が刻まれていました。

〜編集後記〜

今回のブログで、2024年に探訪した場所の記事は全て終了です。当ブログも、ようやく年を越せそうです(^。^)