現地に行っていろいろなものを見てくるフィールドワーク系ブログ

普通運賃で乗れる阪急電鉄の観光電車「京とれいん 雅洛」号に乗れて、大感動!

探訪日:2025年(令和7年)6月14日(土曜日)

探訪番号:105

投稿日:2025年8月10日

ブログ分類:気になる乗り物に乗るシリーズ #7

別にやっているブログで、大阪府豊中市にある、コンビニのローソン1号店に行ったことを書きました。そのブログは以下です。

ローソン1号店は、阪急電鉄の宝塚本線・岡町駅が最寄りです。大阪梅田駅から乗っていきました。

ローソン1号店を見にいった後は、大阪梅田駅に戻って、前々から乗りたかった電車に乗ってきました。

【写真】阪急・大阪梅田駅です。頭端式(櫛形)ホームとしては、国内最大です。東京にも小田急や京王の新宿駅など、頭端式ホームはありますが、その大きさは比べ物にならないですよね。かつては「梅田駅」という名称で、JR大阪駅とほぼ同じ位置にあり乗り換え可能ですが、国内外の観光客にはわかりにくい、とのことで、2019年から「大阪梅田駅」に改称されています。

撮影地:大阪市北区芝田(阪急・大阪梅田駅構内)

で、私が前々から乗りたかった電車というのが、阪急の観光電車「京とれいん 雅洛(がらく)」です。

この電車は、土日祝日のみ、快速特急電車として大阪梅田駅と京都河原町駅の間を往復で運行されています。もともと通勤用として使用されていた車両を改造し、なんと、車内に枯山水の箱庭があるなど、京都気分が感じられる電車となっているんです。

しかも、なんと、普通運賃のみで、予約も不要で乗車することができるのです。

【写真】大阪梅田駅に、大きな看板がありました。

撮影地:大阪市北区芝田(阪急・大阪梅田駅構内)

【写真】「ご予約不要、普通運賃でご乗車いただけます」と書いてありました。嬉しすぎるサービスです。

撮影地:大阪市北区芝田(阪急・大阪梅田駅構内)

【写真】大阪梅田駅には、京都線3番ホームから出発です。花の植木鉢が飾られていて、ステキです。

撮影地:大阪市北区芝田(阪急・大阪梅田駅構内)

【写真】ついに、「京とれいん 雅洛」号が入線です。乗客の9割は外国人観光客の方。どこで調べてくるんだろ?(^o^)

撮影地:大阪市北区芝田(阪急・大阪梅田駅構内)

【写真】6両編成の車両に、それぞれ京都を感じさせる外装・内装になっていて、楽しめるようになっています。

撮影地:大阪市北区芝田(阪急・大阪梅田駅構内)
撮影地:大阪市北区芝田(阪急・大阪梅田駅構内)
撮影地:京都市下京区御旅町(阪急・京都河原町駅構内)
撮影地:京都市下京区御旅町(阪急・京都河原町駅構内)
撮影地:京都市下京区御旅町(阪急・京都河原町駅構内)

印象的だったのは、大阪梅田駅の場内アナウンスでは、「京とれいん 雅洛」の案内は一切なく、あくまで「快速特急 京都河原町行き」としてアナウンスされていたことです。まったく、特別感を出す感じがないんですよね〜。それがかえって、おしゃれ。

途中、大阪側では十三駅と淡路駅に、京都側では桂駅と烏丸駅に停車。途中駅での乗降もわずかにありました。普通運賃で乗れるため、観光以外で利用するお客さんもいらっしゃいました。

ただ、さすがに特別な外観の電車ですから、途中駅で「これ、乗っていいの?」という感じで戸惑っているお客さんの姿もあり、結局乗るのを見送っていたお客さんもいらっしゃいました。たしかに、予備知識がなければ、特急料金や予約が必要では?と思ってしまいますよね〜(^^)

【写真】車内の入り口は、和食屋さんの入り口のような見た目ですね!

【写真】各車両ごとにデザインが異なる座席です。

【写真】もともとは通勤用電車だから、ロングシート型の横向き座席もありました。

【写真】外側に向けられた座席もありました。完全にお寿司屋さんのカウンターのような様相です。でも、阪急京都本線沿線は住宅地が多いから、景色はあまり変化に富んでないかも。

【写真】一番見たかった、箱庭です。電車の車内に、こんなのがあるなんて、ステキすぎました。外国人観光客のお客さんも、たくさん写真を撮られていました。

【写真】約45分で、京都河原町駅に到着しました!

撮影地:京都市下京区御旅町(阪急・京都河原町駅構内)

今回、実際に「京とれいん 雅洛」号に乗車して、想像以上の感動でした。こんな素晴らしい電車に、ふらっと行って乗ることができて、阪急電鉄には大感謝。素晴らしすぎて、特急料金ぐらい取ってもいいのでは、と思うくらいでした。

東京圏の私鉄では近年、有料座席指定電車の導入が進んでいますが、「京とれいん 雅洛」のような、ワクワクする面白い電車は少ないように思います。東京でも、ユニークな電車が走るようになるといいな、と思いました。