現地に行っていろいろなものを見てくるフィールドワーク系ブログ

京都国立博物館で「特別展 東福寺」を見ました!

探訪日:2023年(令和5年)10月24日(火曜日)

探訪番号:49

投稿日:2023年11月17日

ブログ分類:博物館めぐりシリーズ #5

前回のブログでは、京都の東福寺を拝観したことを書きました。

現在、京都国立博物館では「特別展 東福寺」を開催中(12月3日まで)で、いい機会だと思い、私も見に行ってきました。

【写真】チケット売り場の様子です。

撮影地:京都市東山区茶屋町

【写真】「特別展 東福寺」の大きな看板がありました!

撮影地:京都市東山区茶屋町

【写真】チケットを購入したら、入り口のところでステッカーをいただけました\( ˆoˆ )/

撮影地:京都市東山区茶屋町

【写真】京都国立博物館は、明治30年に「帝国京都博物館」として開館しました。その時建てられた本館は現存していて、現在は「明治古都館」となっています。我が国の近代建築の第一人者で、「宮廷建築家」とも呼ばれた片山東熊の設計です。

撮影地:京都市東山区茶屋町

【写真】昭和44年に国の重要文化財に指定されています。現在は免震改修のため展示はありません。

撮影地:京都市東山区茶屋町

東福寺の寺宝を一堂に展示

「特別展 東福寺」は、東福寺が所蔵する数々の文化財を一堂に展示する初の展覧会です。

東福寺のお坊さんで、「画聖」とも呼ばれた絵仏師の明兆による「五百羅漢図」を始め、大迫力の仏像など、素晴らしい展示物を拝観できました。

【写真】特別展は平成知新館で行われていました。

撮影地:京都市東山区茶屋町

明治時代に焼失した大仏の左手は撮影OKでした

特別展は当然写真撮影は不可ですが、なんと、3つの展示物だけ写真撮影可(フラッシュ撮影不可、動画撮影不可)でした。

【写真】かつて東福寺には「新大仏」とも呼ばれた立派な釈迦如来坐像が御本尊として鎮座していましたが、明治14年の火災により焼失してしまいました。

焼け残ったもののうち、台座の飾りの一部である蓮弁、光背化仏、そして大仏の左手の展示があり、この3点のみが写真撮影できました!

撮影地:京都市東山区茶屋町(京都国立博物館内)

【写真】神々しい光背化仏です。

撮影地:京都市東山区茶屋町(京都国立博物館内)

【写真】左手だけで高さが217.5センチメートルもあるんです。いかに大きな仏像だったか、わかりますよね。

撮影地:京都市東山区茶屋町(京都国立博物館内)

【写真】中指と薬指が軽く曲げている造形になっていますので、私も同じような手の形にして撮ってみました。もう少し面白い写真になるかな、と思ったのですが…(^_^;)

撮影地:京都市東山区茶屋町(京都国立博物館内)