現地に行っていろいろなものを見てくるフィールドワーク系ブログ

千葉市文化財の旧・生浜町役場の建物を見学しました!

探訪日:2024年(令和6年)11月24日(日曜日)

探訪番号:95

投稿日:2025年3月31日

ブログ分類:気になる建築物めぐりシリーズ #2

千葉市のJR外房線・鎌取駅近くからJR内房線・浜野駅付近までのおゆみ野・浜野地区は、昭和30年(1955年)まで、生浜(おいはま)町という独立した自治体でした。

元々は明治22年に5町村が合併して「生実(おゆみ)浜野村」が発足、大正14年に村名を短縮して「生浜村」と改称され、昭和3年に町制に昇格、さらに昭和30年に千葉市に編入されました。

昭和7年(1932年)には、旧・生浜町の新しい町役場が竣工されましたが、なんと、この建物は現存していて、一般に開放されているんです。

千葉市内に残る、数少ない昭和初期の木造洋風建築物として、千葉市有形文化財に指定されています。

建物は週3日、火・木・土曜日に無料で見学することができ、私の自宅からも比較的近いため、昨年11月23日土曜日に行ってきました。

【写真】浜野駅から歩いて15分くらいのところにありました。隣は空き地になっていて草がたくさん生えていて、絵本のような風景ですよね〜。

【写真】建物の前には「千葉市文化財 旧生浜町役場庁舎」と書かれた堂々とした石碑がありました。

【写真】でも、門の柵は鍵が掛かっていて開けることができず、中に入ることができませんでした。

【写真】建物の前の看板には「火・木・土」と書いてあるのに、臨時休館ですかね〜。

しかたないので、見学できないまま、家に帰ってきました。

家についてしばらくして、あることに気づきました。11月23日って、勤労感謝の日で祝日じゃない?と。事前に調べていたとき、開館日が祝日に当たる時は休館で、その翌日に開館する、と書いてあったのを思い出したのです。

現在は週休2日制が定着し、なかなか土曜日の祝日って珍しいので、すっかり忘れてしまっていたのでした。

でも、翌日は日曜日だけれども、ホントに開館するのかな、と不安に思いつつ、家から近いので、翌24日に再訪しました。

【写真】前日とは違い、門の柵は空いていて、「開館中」と書かれた派手目の幟が立っていました!\( ˆoˆ )/

【写真】水色の壁がステキな、旧・生浜町役場です。玄関ポーチ上のバルコニーもステキです。右書きで「生濱町役場」と書いてあるのもいいです。

【写真】玄関を入ってすぐのところは、事務室に繋がる受付ホールがありました。窓口の小窓が並んでいました。

【写真】玄関で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えました。旅館みたいな雰囲気。

【写真】事務室の内部です。レトロで開放的な窓がいい雰囲気を出しています。

【写真】現在は、千葉市の海岸線は国際貿易港や京葉工業地帯として開発されていますが、かつては漁業が盛んに行われていました。当時使われていた漁具などが展示されていました。

【写真】海苔の生産も盛んでした。係の女性に勧められ、昭和30年代に撮影された「海苔ができるまで」というビデオを見せていただきました。現在は千葉市内で海苔の生産は行われていませんが、当時の貴重な様子を納めた映像を見ることができました。

【写真】電話室もありました。

【写真】事務室を出た廊下には、町役場に関する展示がありました。これは、屋根に使われているフランス瓦です。

【写真】昔の建物ならではの、細い廊下です。私の身体は結構横幅があって、廊下にはまったらたいへんだ、と思いましたが、なんとか通ることができました。

【写真】事務室の隣には宿直室もありました。台所付きで、まるで民家のようです。

【写真】階段で2階に上がりました。

【写真】階段を登ると、町議会の議場がありました。議場というより、昔の小学校、と言った様相。

【写真】議長席を始め、副議長や収入役、書記の席もありました。

【写真】議長席に立ってみると、なんか偉くなった気分です。

【写真】窓の外からは、内房線の踏切を通過する電車がよく見えました。

【写真】議員の控室には、火鉢もありました。

【写真】フランス瓦の赤い屋根がステキです。

【写真】議場の窓から見えた踏切越しに建物を撮りました。レトロな建物が好きな私にとって、とても良い体験ができて嬉しかったです。