「東京三大タワー」の一角、江戸川区の船堀タワーに昇りました！

探訪日：令和７年（２０２５年）１０月３０日（木曜日）

探訪番号：１１４

投稿日：２０２５年１１月３０日

ブログ分類：タワー・展望台めぐりシリーズ　＃４

日本には「三大○○」というのがたくさんありますが、「東京三大タワー」はどこだかご存知ですか？

世界一の高さを誇る東京スカイツリー、完成から７０年近く経ちスカイツリーに次ぐ国内２番目の高さを誇る東京タワー、この２つはほとんどの方が思い浮かべたことと思います。

それじゃ、あと一つは？

それが、江戸川区の都営地下鉄・新宿線の船堀駅前にそびえる、タワーホール船堀（通称：船堀タワー）です。他の２塔に比べてマイナー過ぎ〜（≧∇≦）

タワーホール船堀は、江戸川区立の複合文化施設として１９９９年３月にオープン。会議室やイベントホールなどのコンベンション施設を始め、江戸川区のアンテナショップや飲食店、本屋さん、楽器店なども入居しています。

そして、タワー部分は高さ１１５メートル、展望台は１０３メートルのところにあり、展望台を公開しているタワーとしては東京都内で３番目の高さを誇っているのです。

【写真】立派にそびえる船堀タワーです！「江戸川区総合区民ホール」という看板も掲げられていました。

【写真】フロアマップがありました。タワーはまずエレベーターで７階の結婚式場があるホールに向かいます。

【写真】７階に着くと、奥の方にタワーの入り口がありました。立派な入り口で、案内係の女性もいらっしゃるのですが、なんと入場は無料！この入り口の奥に、展望台に行くエレベーターがあります。

【写真】１０３メートルの位置にある展望台に着きました！雰囲気は当ブログでも以前紹介した千葉市の千葉ポートタワーに似ています。

【写真】回廊式で３６０度パノラマの展望台ですが、かなりこじんまりしています。展望台に付き物のコイン式の望遠鏡などの設備もなくシンプルです。

【写真】通路が狭く、どの方角に何が見えるのかを示す案内板を置けるスペースがないため、上の方の窓に直接書かれていました。

【写真】私の住む千葉市方面を撮りました。遠くの方に幕張新都心のビル群も見えました。

【写真】城北地区、埼玉県方面です。ホントに東京はどこまでも建物が続いている感じですよね〜。

【写真】前々回のブログで書いた荒川放水路も一望できました。キレイなカーブです。左奥のスカイツリーもキレイです。

【写真】スカイツリーの意匠はいつ見てもカッコいい！船堀タワーもカッコいいですけどね＼(^o^)／

【写真】東京都心方面を撮りました。ちょっとモヤがかかって、ビル群がはっきり見えませんでした。

【写真】真下を覗くと、車や人が米粒のように見えました。船堀駅の屋根が見えました。

【写真】屋根には「都営新宿線船堀駅」の文字。でもどうせなら、タワーの方向に書いたほうがよかったかも。

【写真】船堀駅は地下鉄線ですが、荒川放水路は巨大なため地下を通す方式ではなく橋で渡る方式のため、船堀駅と対岸の東大島駅だけは地上駅となっています。電車が地下に潜っていく様子もよく見えました。街の中に電車が消えていくような不思議な光景です。

【写真】タワーの影を撮りました。

タワーホール船堀の地下１階には、映画館「船堀シネパル」があります。展望台に行ったついでに、前々から観よう観ようと思って先延ばしになっていた話題の映画『国宝』をついに観てきました。

【写真】船堀シネパルの入り口です。今は郊外型のシネコンが主流で駅近の映画館は減少する傾向にありますが、区の施設に映画館があるのはすばらしいですね！

映画『国宝』の上映時間は３時間と長いので、観終わった後は、すっかり陽も落ちて外は暗くなっていました。でも、展望台は無料だから、もう一回昇ってみようと思いました。

【写真】日中とは全く違う景色が広がっていました。夜景がキレイです。

【写真】千葉方面を撮りました。マンションなどの電気がキラキラして、キレイです。

【写真】城北地区、埼玉県、荒川放水路方面です。やや電気は控えめ。

【写真】日中はモヤっていた東京都心方面は、光り輝くビル群が広がりさすがの景色です。昼間のような明るさですね。

【写真】ライトアップがキレイなスカイツリーです。

スカイツリーの５分の１、東京タワーの３分の１の高さの船堀タワーですが、展望台から一望できる東京の景色は負けず劣らずの素晴らしさでした。しかも江戸川区民でもないのに無料で見学できて、江戸川区には感謝です。

【写真】船堀タワーも、いろいろな色でライトアップされキレイでした。