2022年(令和4年)10月23日投稿
探訪番号:13
ブログ分類:発祥の地めぐりシリーズ #1
今日10月23日は、電信電話記念日です。
これは、旧暦の1869年(明治2年)9月19日(新暦では10月23日)に、東京と横浜の間の約32kmの区間に、日本で初めての電信線の架線工事が開始されたことに由来します。
前回、前々回のブログでも書いたように、日本初の鉄道の営業も東京(新橋)と横浜の間で始まりましたが、開業は明治5年。なんと、電信線の開通は鉄道より3年も前に行われていたんです。
現在は、インターネットの普及により私のような一般人でも手軽に世界中の情報を得たり発信できる世の中になりました。
明治時代の電信と、現代のインターネットは、仕組みは全く違うとはいえ、「電気による通信」という意味では一緒。
電気通信の技術や設備を発展させてきた先人に感謝しつつ、電信創業の地を見に行きました!
【写真】電信線は、東京と横浜に設けられた「傳信機役所」(「傳」は「伝」の旧字体)の間に敷設されました。東京側の傳信機役所は、築地の運上所(今で言う税関)に設置されました。跡地は現在高級料亭になっています。
撮影日:2022年10月14日 撮影地:東京都中央区明石町
【写真】お店の前には、「史蹟 運上所跡」と書かれた碑もありました。
【写真】実は「電信創業之地」の記念碑もあるんです。上記の運上所跡のすぐ近くの都営アパートの敷地内に建っていました。
【写真】由来が書かれた碑もありました。
もう一方の横浜側にも記念碑があり、当然ながら、そちらにも行って来てきました。明日のブログで!